あっという間に半年 

またあしたの会計年度は、4月から翌年の3月まで。という事は9月でちょうど半分の折り返しです。コロナ後、業績悪化に苦しめられ続けていたのですが、今年はようやく、薄明かりが見えてきていて、何とかギリギリのところで赤字転落を踏みとどまっています。
振り返ると、2020年の4月16日に緊急事態が発令され、2023年5月8日に新型コロナが『2類相当から5類感染症』に移行するまで、大きく人の動きが制限される事態に直面しました。緊急事態宣言や外出自粛要請により、不要不急の外出が大幅に減少。スーパーやコンビニでも「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」が定着し、列に間隔を空けて並ぶことが普通になりました。当然、介護事業者もこのような社会の動きの変動に翻弄され、その後も継続的に様々な形で影響を受けることとなります。
感染不安や外出自粛要請により、多くの高齢者がデイサービスの利用を控え、またあしたでも稼働率が大きく低下しました。手指消毒・検温・換気設備の強化、感染対策用品の継続的な購入など、感染症対策にかかるコストが増加しました。特に、またあしたのような小規模事業者は、このコスト負担増に苦しめられました。
またサービスの在り方も大きく変化しました。感染を予防するために、集団活動やレクリエーションの制限が必要となり、こういった変化の元、利用者の身体機能低下やフレイル(虚弱化)が問題となり、個別リハビリの導入など新たな対応が必要となりました。
職員への影響も避けられませんでした。感染リスクや業務負担の増加、家族からの出勤反対など、職員のストレスや離職リスクが高まりました。また人材確保がさらに難しくなり、それは今も継続しています。
こういった影響による、利用控えや休業による収入減と、感染対策費用増加の影響を長期間受け、今も苦しい営業が続いているのです。またあしたでも2021年度決算から昨年2024年決算まで、連続4年間の赤字決算となっています。この事態を乗り切るために、日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付を活用し、何とか今まで乗り切っては来ていますが、その多額の貸し付けの返済に今は苦しめられています。
それでも『またあした』では、安定収益を得られる体制づくりへの転換(業務効率化、無駄の削減、ICT活用など)。サービス内容の見直しや新サービス(個別リハビリ・自費サービス等)の導入による収益源の多様化を図っています。マーケティング強化や加算取得の最適化による収入増加。オンライン研修や業務のデジタル化によるコスト削減と業務効率化にも取り組んでいます。またまだ道半ばですが、ようやく本年度になって、様々な取り組みの効果が出たのか、業績が若干ではありますが改善してきています。まだまだ、油断できないですが、少しでも多くの収益を得、今まで共に取り組んできたスタッフに少しでも還元できるようさらに努力を継続していきます。
またあしたが今後の取り組むべき課題として、今の段階では、利用者数の回復が完全とはいえず、新しい価値観や生活様式、また、感染対策を当然の前提としたサービス提供が求められていることや。人材確保と定着、雇用環境の改善のために活用すべきICT活用と、今後想定される大規模災害を想定した上での、地域との連携や関係づくりなど、持続可能な運営体制の構築を目指していく必要があります。社会資源として今後も運営を継続していくために必要な目標です。その事を実現するためにも、職員の可能な限り最大限の幸福を目指す事、また、その取り組みを持続可能なものにするためにも、より専門的で質の高いサービスをご提供できるよう、今後も工夫を重ね、自ら考えて、行動できるスタッフを育成する事です。地道な取り組みが必要です。ただ、先ず目先の事も大切。年度末まで稼働の持続継続、目指せ、今年度こそ黒字化です!

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