5月は体が暑さに慣れていないため、真夏日でなくても高齢者の熱中症リスクが急上昇します。「まだ5月だから」という油断が最も危険です。高齢者は喉の渇きを感じにくく、体温調節機能も低下しているため、周囲が連携して先手の対策を取りましょう。
【日常生活での4つの鉄則】
1.時間を決めて水分補給: 喉が渇く前に、起床時や入浴前後などタイミングを決めてコップ1杯の水を飲みましょう。1日1.2リットルが目安です。
2.ためらわずエアコンを稼働: 「室温28度以下」を基準にし、5月でも我慢せず冷房や除湿を使いましょう。壁に室温計を掛けて目視で確認すると確実です。
3.衣服と室内環境の工夫: 通気性の良い衣服を選び、遮光カーテンやすだれで直射日光を遮ります。
4.本格的な夏前の体づくり: 朝夕の涼しい時間帯のウォーキングや入浴で、じわっと汗をかく練習(暑熱順化)をしておきます。
【周囲の見守りとサイン】
顔が赤い、触ると熱い、会話が噛み合わないなどの異変は熱中症のサインです。周りの方も「今日は暑いからエアコンをつけてね」など、こまめな声かけを意識してください。初期症状が見られたらすぐに涼しい場所で首や脇 の下を冷やし、自力で水分補給ができない場合はためらわず救急車を呼びましょう。



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